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Terumin

お餅つき


毎年12月になると行われるボーイスカウトのお餅つき。我が家の子供達は春日部7団に所属しているのですが、お餅つきの時は越谷6団に招待される形で、越谷市の香取神社で行われます。

昨年は神社独特の地の底からじわじわくる寒さが堪えて堪えて、来年は防寒対策をバッチリと!意気込んだのを覚えています。今年はあいにく小雨に降られ、途中から止んでくれたので助かりましたが、雨のおかげで昨年よりは寒くなかったような。

その日は七五三参りや赤ちゃんのお宮参りで訪れる人々で、いろんなドラマを感じました。

やっぱり・・・神社の厳かな雰囲気が大好きだー!!(雄叫び)

小学校低学年の頃は、近くの神社で忍者ごっこをよくしたなぁ。九州は大分の田舎で育ったのですが、周りは農家と酪農家が多く、お友達の家に遊びにいけば、牛舎から牛達がモーモー言いながらご挨拶してくれる、そんな環境でした。一面田んぼの中に林があって、その中にひっそりと隠れるように存在する神社。

子供ながらに感じるあの独特のオーラがたまらなく魅力的でしたね。

ジグモ捕まえたり、アカハライモリを大量に捕獲して水槽で飼ってみたり、かなりの野生児でした。父にサバイバルのイロハを教わったのもこの大分時代。

小一の時にはナイフで鉛筆を削るのも教わりました。

その後父の仕事の都合で熊本に移り住むのですが、やはり大分時代で育んだ体験は私のこれまでの人生に大きな影響を与えてくれたのだと今になって納得します。

子供たちをボーイスカウトに入れたのもいろんな思いがあってからで、このご時世、子供達が子供達の社会の中で自由に遊ぶ場所も激減し、生きる知恵や工夫を肌で学ぶ機会が薄れてきている中、少しでも学校では教えてくれない色んなことを学べる場所の理想形。

それがボーイスカウトだなぁと思っています。

それから、学校という狭い世界だけが自分の居場所ではない、習い事も含め、いろんな所に自分の居場所を作っていて欲しいという親の願いも重なります。

隊長はじめ指導者の方々も、基本的には全て子供達で解決するように促してくださったり、親だとついつい先回りして口出ししてしまうような子どもの揉め事にも、限界まで口を挟みません。(ちゃんと子ども達の言動・様子は把握しています)

子どもの世界、例えば少々理不尽な提案をする子がいて、それに皆が従えばそれはそれでよし!そこで「いや、それはおかしいよ!」と言いだす子がいればそこからまた新しい秩序が生まれる(なるほど〜!と思いました。)それくらいでいいんですよ、と。

結局は子供たちの「気づき・行動する力」を養うためなんですね。

現在我が家の息子が所属している年長さん〜小学校2年生までの「ビーバースカウト」ですが、基本理念は「みんなで仲良く楽しく遊ぶ」です。秩序や規律といった集団行動的なことはこれから学んでいくので、基本は楽しく!楽しくなくちゃ、始まらないですからね。

女の子たちは全体の空気を読んで、特に羽目を外したりなんてないのですが、男子たちはもう本当に子犬か子猿か・・といった感じで母親からすれば、「本当にこの先大丈夫なのか?!」と事ある度に思ってしまいます。

だけど、それでいいのです。と、いつも人生の先輩方に励まされ、教えられています。

指導者として残ってくださっている方の中には、自分のお子さんが団を離れてもご自身は残り、他スカウトの指導に生きがいをもって尽力されている、という方が多く、初めはとても驚きました。

世代、性別を超えて「野外での活動を通じ、社会の中で活躍する人を育てる」という趣旨のもとに活動するボーイスカウトですが、基本的には人種も宗教も関係なく(中には教会を拠点とするキリスト教の団もありますが)世界162の国と地域、約3,600万人が活動されています。

稲刈りしたり、陶芸したり、ハイキングに出かけたり、先日はクリスマス会と、子供たちは毎回楽しいそうです。ですが、なかなか外からは活動の実態がわかりにくく・伝わりにくく、チラシや先日の野外ピザパーティなのでおもてなしを行ってきましたがなかなか...。実は次年度の7団のビーバースカウトがごっそりとカブスカウト(小学校3年〜5年生)に上がってしまうため、残るビーバースカウトは3名・・・。

親は毎回付き添わなくてもよし、一緒に楽しんでもよし、自由です。

今回の記事はボーイスカウトの広報になってしまいましたが、この記事で「ピン!」と来られた方は、お近くの団にお問い合わせくださいね。

ボーイスカウトに関する詳細はコチラ→HP

最後はみんなでお餅を丸めてお雑煮・おしるこ・きなこもちにしていただきました♪ご馳走さまでした。

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